・経営理念はなんですか？

「大切なものを大切にできる選択をしていくこと」っていうことを理念にしております。

どういうことかと言いますと、経営をしていますと何かの選択っていうのが日常茶飯事だと思うんですよね。
下手すると24時間選択の連続だと思うんです。
選択が連続していくときにどういう基準で物を選ぶのかというのは、ほとんどその人のあり方なんですよね。
ですからあり方と、何を基準に選択しているかということが大事になってくると思っています。

あなたにとって大切なものは何ですか、会社にとって大切なものは何ですか、ということを基準に、物事の選択をしていくこと。

例えば社員同士が争っていたりとか、嫌な社員がいると思っていた時に、その嫌な社員の嫌なことを言うことが本当にあなたの大切なことなのかということ。
もしくは嫌なことを考えることよりも解決していくことが大事であれば、解決するために何をしじゃばいいのかという思考になると思うんですね。
ただ文句を言ったり、嫌なことを言い続けていることが本当に自分のしたいことなのかとか、そういうことをきちんと自分で検証しながら経営をしていくっていうことが大事なんじゃないかなと思います。

それが全てに関わってきますので、そんなことを大切にしたいと思って経営理念にしております。

・経営を志す方に伝えたいことは？

とにかく経営は、自分が仕事をとっていくときも人育ての時も全て人が関わってきます。
自分の徳よりも相手に徳が与えられるかどうかですね。
損得の得ではなくて徳川家康の徳です。

相手に徳を積むことができるかどうかっていうことを初心の頃から熟練の経営者になってからでもずっと志の中に入れていただければいいんじゃないかなっていうふうに思います。

・あなたの経営道とは？


「哲学を学び続けること」「問い続けること」

哲学というのは問い続けることなんですけども、哲学を元に自分がそれで今合っているのかということを問い続けること。
これが経営道だと思っています。

自分が道に迷った時とか、困った時とか、そういう時にはもちろん外に答えを求めてもいいんですけれども、相談者を間違えるととんでもないことになってしまったりします。
ですかこちらの日本経営道協会でなさっているような哲学を学び続けること。
それから自分がいつも合っているのかということを自らに問い続けることということ。

その2点を大事にしていきたいなと考えています。